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同性愛に事実婚。日本と海外の生涯未婚率について考えると見えてくるもの

少子高齢化の日本。

「若者が結婚しないから子どもも生まれない!」

なんて話、聞いたことありませんか?
事実、「結婚していない人」、すなわち「生涯未婚の人」の割合はどんどん上がってきているようです。

今回はこの生涯未婚率から見えてくるものについて、他の国とも比べつつ解き明かしてみましょう。

【「生涯未婚率」は50歳までに結婚していない人の数】

「生涯未婚率」という言葉をそのまま解釈すると、「生涯にわたって結婚しない人」のように思えますが、実はちょっと違います。

生涯未婚率とは、「50歳の時点でまだ結婚したことのない人の割合」なんですね。
実際に一生涯結婚しなかった人を調査して算出した数字ではない、ということ。

でも50歳まで独身だった人は、そのまま結婚しない可能性が高いということで「生涯未婚率」と呼んでいるってわけです。

1980年には日本男性の生涯未婚率はわずか2%でしたが、2014年には20%と跳ね上がっています。

【日本だけじゃない。海外でも未婚率は上がっている!】

では、なぜ生涯未婚率は上がっているのでしょう?

考えられる理由の一つとしては、お見合い結婚の減少によって、「結婚の前提として恋愛しなくてはいけなくなったから=結婚の自己責任化への移行」といったことが上げられるかもしれません。

しかし、実は生涯未婚率は海外の国でも同様に上がっているようなんですね。

生涯未婚率の調査法には各国で差があるようなので、ここでは各国の同条件での調査である「各国の結婚及び同棲の割合」をご紹介しましょう(「平成22年度少子化社会に関する国際意識調査報告書」より)。

日本     結婚63.9% 同棲1.3%
韓国     結婚61.8% 同棲1.3%
アメリカ   結婚46.0% 同棲12.4%
フランス   結婚38.2% 同棲29.2%
スウェーデン 結婚40.7% 同棲25.6%
※各国の20~49歳の男女約1000人を対象に調査。

この調査を見ると、結婚している人の割合が、日本において極端に低いとは言えないことがお分かりになるかと思います。

日本の非婚化は、世界においては決してマイノリティではないということです。


【未婚率の低下は、世界的なライフスタイルの変化の証拠でもある】

先ほどの調査結果では、フランスやスウェーデンにおいては結婚している人の割合は少ないけれど、同棲している人の割合は高くなっていましたよね。

ここから事実婚が増えているのでは?、という予測ができます。

実際、フランスでは生まれた子どものうち5割近く、スウェーデンでは6割近くが婚外子であるのです。

そして、先ほどの調査が「少子化社会に関する国際意識調査」と銘打っていたことからもわかるように、これは子どもを作ることができる異性愛者のカップルのみに対しての調査です。

この調査に含まれていない同性愛者は、未婚率に影響しないというわけ。

ですから、「若者が結婚しないしない!」とは危機的な声は聞こえるものの、実は世界的にライフスタイルの変化の波が来ていて、それによって生涯未婚率が上昇しているだけという捉え方もできるんですね。

あきら

アラサー!
都内の某大学院を出てから、ライター兼猫の奴隷として働くことに。
夏のビールもいいけど、冬のココアのほうが好き。
ドラクエ6ではハッサンを必ずパラディンにします。
ライティングのご依頼はこちらまで:akiramizushima653★gmail.com(★→@)

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